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問題解決を通して薬局運営・経営の数値改善へ! (第5 回 解決策の実行、改善状況のモニタリング、次の課題発見)

薬局運営・経営の数値改善のためのデータ活用について、全5回の連載記事です。
第1回:問題解決の基本について
第2回:問題を発見する
第3回:問題を特定
第4回:原因追求と課題特定
・第5回:解決策の実行、改善状況のモニタリング、次の課題発見へ

いまさら聞けない。
薬局の「解決策の実行」方法とは?

多くの薬局がレセコンや電子薬歴のデータを活用した薬局経営に取り組まれているか、もしくは、これからデータドリブンな取り組みを始めようとされているかと思います。しかし、各店舗のデータを集計・分析し、問題点を把握して、改善に繋げていくのはなかなか大変なこと。悩まれている経営者の方も少なくないのではないでしょうか?

今回の記事では、「解決策の実行」「改善状況のモニタリング」そして「次の課題発見」について、ご紹介します。

解決策の実行(How)

原因の特定と課題の設定が完了したら、いよいよ解決策の実行です。

前回の例で、薬歴未記載の課題は「社員研修体系を整備し、全社員が漏れなく研修を受講できる環境を整える」ということに特定できました。また、目標数値は「全社員が漏れなく研修を受講していること」、「期日は1か月後まで」に設定したとしましょう。

では具体的に解決策を実行していくとして、どのような行動に落とし込んで行けばよいのでしょうか。

全社員を既存社員、新入社員(新卒・中途)の大きく2つに分けて、それぞれに対して打ち手を整備する必要があります。

まずは、既存社員の研修受講を優先して実施していくことが重要でしょう。研修受講のためのスケジュール調整などが発生しそうです。また、講師になる社員のスケジュール調整なども必要かもしれません。もし、1箇所に集まっての研修の実施が難しいようであれば、講師となる社員が研修している状況をビデオ撮影して、手が空いているときに講義を見られるような環境を整備するような打ち手もあるかもしれません。

このような形で、1か月以内に、全未受講社員が研修を受講できる環境を整えていくのが解決策の実行です。

今回大事なのは、受講する為のハードルを下げることです。受講の障害になりそうなものを考慮して、実行する必要があります。全員に受講してもらうとなると、もちろんパートさんなど毎日出社する人だけではありません。そのあたりを考慮する必要もあります。

新入社員向けに対しても同様に研修プログラムを新たに企画していく必要があるでしょう。新入社員の入社頻度が低いと、どうしても新入社員へのケアが後手に回りやすいので忘れないように注意してください。

このように網羅的に解決策を実行し、再発防止を含めた問題解決を日々行うことで、より筋肉質な薬局運営体制を実現できるのではないかと思います。

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改善状況のモニタリング(Monitoring)

解決策を実行した後は、改善状況のモニタリングのステップです。
具体的には打ち手の進捗状況、目的指標の改善状況を日々確認していくステップです。
毎日の数字の変動を見ながら、解決策が有効に作用しているのかどうかを日々判断していきます。

もし想定通りに数値が改善しない場合は、追加の解決策を投入するなど、必要なアクションを起こしていく必要があります。

このプロセスこそが経営改善の進捗を確認する、経営者や管理者にとっての責務ともいえるステップになりますので、ここを怠らないようにしましょう!

しばらくたって、蓋を開けてみたらひどい状況になっていても、時間は戻ってきません。想定通り全てが上手くいくことは、あまり多くありません。そのため、実行しただけで終わるのではなく、必ず改善状況をモニタリングして進捗を把握し必要に応じて、追加の改善策を実行する必要があります

改善状況のモニタリング


次の課題発見へ(Next What)

一定のタイミングで最終評価を実施し、期待した改善効果が見られたら、次の課題発見(Next What)のプロセスにもどり、更なる改善活動を進めていくという算段です。

今回までの全5回で、問題解決の基本的な進め方についてお伝えさせていただきました。
特に、「Where」や「Monitoring」のステップにおいてはデータ活用が非常に重要なカギとなります。Musubi Insightはそのようなデータをすぐに確認ができるツールとなっております。薬局における問題解決にぜひご活用ください。


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