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問題解決を通して薬局運営・経営の数値改善へ! (第1回 問題解決の手順編)

薬局運営・経営の数値改善のためのデータ活用について、全5回の連載記事です。

いまさら聞けない。
薬局のデータ活用を正しく進める「問題解決の手順」とは?

多くの薬局がレセコンや電子薬歴のデータを活用した薬局経営に取り組まれているか、もしくはこれからデータドリブンな取り組みを始めようとされているかと思います。しかし、各店舗のデータを集計・分析し、問題点を把握して、改善に繋げていくのはなかなか大変なこと。悩まれている方も少なくないのではないでしょうか?

今回の記事では、データを活用する上で大前提となる「問題解決の考え方と正しい手順」について、おさらいしていきましょう。

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問題解決の基本の流れ

まず、一般的な問題解決のステップをご紹介します。

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問題解決のコツは、「What(何が問題か)」→「Where(どこに問題があるのか)」→「Why(なぜその問題が起きているのか)」→「How(どうやって解決するのか)」→「Monitoring(解決に向けて順調に進んでいるのか)」の順番で検討を進めていくことにあります。いわゆるフレームワークと呼ばれるものです。

このフレームワークは、疑義照会など薬局の通常業務にも当てはまります。

① 処方箋を確認してどの薬剤に対して問題があるか(What)
② どこの部分が疑義の対象となるか(Where)
③ なぜそれが問題なのか(Why)
④ どのように変更すれば問題がなくなるのか(How)

このように、実は薬剤師がいつも行っている業務も、同じ手順で問題解決していると言えるのです。

よく“なぜを5回繰り返そう”と言われるように、一般的には「Why」の重要性が指摘されがちです。そのためか、問題解決においても、まずWhyから入ってしまうケースが少なくないようです。

しかし、重要なのは正しい手順に沿って「What」→「Where」から考えること。“なぜなぜ5回”も、「What」→「Where」(問題発見と特定)のあとに行われるべきアクションなのです。

ポイントを整理しましょう。

① 問題解決は正しい手順で。まず「What」(問題発見)から手をつけること
② とはいえそれは薬剤師にとって難しいことではなく、普段の業務で当たり前に行っているプロセスである

基本的なことですが、だからこそぜひ意識していただけたらと思います。
次回は、「問題発見(What)」の手法について深く堀り下げていきますので、ぜひご覧ください。

薬局業務の“見える化”を支援する機能(Musubi Insight)のご紹介

最後に、Musubiに付帯する、薬局業務の“見える化”を支援する機能(Musubi Insight)の紹介です。

薬歴記載関連指標

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Musubi活用指標

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上図の画面イメージは、次回ご紹介する「問題発見」を圧倒的に効率化する機能です。さらに詳しい情報は専用フォームよりかんたんにお取りよせ頂けます。

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