第14回 日本在宅薬学会 学術集会に、Musubiも参加してきました【フォトレポート】
2021年7月17日~31日にて『第14回 日本在宅薬学会 学術集会』が開催中です。本記事では大会長である崔 吉道先生とカケハシ代表中尾のランチョンセミナーの様子と、17~18日限定で会場で設置した『Musubi』特設ブースでの様子を紹介します。読めば、ちょっとだけ会場に足を運んだ気持ちになれる学会レポートです。 |
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あたらしい学会のかたち。オンライン+オフライン開催
今回で14回目を迎える日本在宅薬学会 学術集会は、昨今の時勢を踏まえつつも、アフターコロナの世の中を見越して、オンライン開催(7月17~24日まで)とオフライン(17~18日の2日間のみ石川音楽堂にて)のハイブリットなスタイルで開催されました。
「在宅」のこれからを、多くの有識者が議論
数々のセッションで座長を務めた狹間研至先生(ファルメディコ株式会社 代表取締役社長)をはじめ、会期中には25個を超えるセッションが開催。多くの参加者は、ひさしぶりの「生」の議論に真剣に聞き耳を立てていました。セッションの様子はZOOMでも同時中継されており、延べ700人以上の方が参加されていたとのこと。
「地域連携薬局、どうする? どうやる?」
第14回大会のテーマは「患者に寄り添う『在宅薬学』~デジタル時代だからこそ活きる薬剤師の力~。そのテーマのもとに設定されたセッションにおいて、2021年8月1日からいよいよ施行される「地域連携薬局」の認定制度の話題があがっていました。来年に控えた調剤報酬改定も踏まえて、薬局と地域、そして在宅のあり方は大きな過渡期を迎えています。
8月3日には、改正薬機法における「地域連携薬局 認定制度」への対応として、月30件以上の医療機関へ向けた情報提供のコツをお伝えするセミナーを、座長である狭間先生を迎え、カケハシ主催で開催します。ぜひご参加ください。
大会長 崔吉道先生× カケハシ中尾によるランチョンセミナー
17日(土)に行われたランチョンセミナーでは、2017年から産学連携で開始された「アポテカプロジェクト」を、大会長の崔吉道先生(金沢大学附属病院 教授・薬剤部長・病院長補佐)が紹介されました。
『アポテカプロジェクト』は、金沢大学、白山市、コメヤ薬局(白山市)による共同プロジェクトで、カケハシも協力しています。
高齢化が進んだ地方の中山間地域に薬局を開設し、地域住民の未病や健康維持、地域医療を支える薬剤師の養成プログラムの実施など、地域に根ざした薬局づくりのために、さまざまなアイディアをカタチにしています。
また、カケハシ中尾からは「地域で求められる薬剤師介入」について講演しました。
高齢化が進む地方にこそデジタル化の推進が必要不可欠であること、『Musubi』を活用した服薬指導の活用事例を紹介しました。今後も『アポテカプロジェクト』への協力をつづけていきます。
これからの『アポテカプロジェクト』に、ご期待ください。
「服薬情報提供書のコツ」をプレゼント。
講演後に配布したところ大好評だった資料を、この記事をお読みいただいた方にもご紹介します。
2021年8月1日より施行される「地域連携薬局」と「専門医療機関連携薬局」(専門連携薬局)の認定制度のひとつのポイントとなる他医療機関への服薬情報提供書(トレーシングレポート)のコツをまとめた資料です。15分程度で読める内容ですので、ぜひ下記フォームからいくつかの必要事項を入力して、受け取っていただければうれしいです。
100名以上の方が、Musubiのブースへ。ありがとうございました。
7月17~18日の2日間限定で『Musubi』を体験できるブースを展開しました。
おかげさまで、100名を超える方々に実際に『Musubi』に触れていただくことができました。わたしたち『Musubi』スタッフも、経営者や管理薬剤師、現場ではたらくすべての方々の、悩みや本音をたくさん聴かせていただくことができ、身が引き締まる思いでした。いただいたご意見や感想は、今後の『Musubi』の開発やプロモーションのヒントとさせていただきます。ありがとうございました。
オンラインでも、いつでもご相談ください。
学会や展示会のブース以外でも、『Musubi』では、専門のスタッフがいつでも、薬局経営者をはじめとしたみなさまのご相談をオンラインでお待ちしています。お持ちの課題に対して『Musubi』でできることを中心にお話させていただきますので、ぜひ下記リンクより、気軽にお訪ねてください。
次の学会・展示会でお話させてください
今後も『Musubi』では、展示会や学会へのブース出展を予定しています。またの機会にお話させていただくことをたのしみにしています。