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薬局の「外」にもっと価値を届けたい  ~創業50年の老舗薬局で、Musubi導入後に見えた変化とは~ [Musubi Meetup #01]

(株)メタルファーマシー 代表取締役  川野義光さん
「困ったときに顔を思い浮かべてもらえる『地域の顔』になる」という理念のもと、関西エリアを中心に計5店舗の薬局を経営する株式会社メタルファーマシー。
代表取締役の川野義光さんが、創業50年の老舗薬局にMusubiを導入した背景とその成果を、リアルなデータとともに語りました。
※Meetupは2019年2月に開催したものです。


目次[非表示]

  1. 1.【薬局紹介】M&Aで創業50年の老舗薬局に新たな価値を
  2. 2.Actionは「Musubi導入」と「新しい働き方の実践」
  3. 3.Musubi導入による効果がデータで明確に。薬局外の業務も拡大

【薬局紹介】M&Aで創業50年の老舗薬局に新たな価値を

株式会社メタルファーマシーは、「困ったときに顔を思い浮かべてもらえる『地域の顔』になる」という理念のもと、関西エリアを中心に計5店舗の薬局を経営しています。主に力を入れているのが、在宅医療、後発医薬品、かかりつけ薬剤師、セルフメディケーション。なかでも在宅医療は、薬局の「外」に価値を届けるための最高の手段だと考えており、特に力を入れています。

2018年、大阪にある新千里薬局の経営統合をきっかけにMusubiを導入しました。この薬局は50年続く老舗薬局。当時はまだ紙薬歴で、スタッフも高齢の方が多かった。しかし、地域に長く愛されてきた薬局だからこそ、これからもっと「薬局の外に価値を提供していく」可能性があると感じていました。

新千里薬局_セミナー資料1

Actionは「Musubi導入」と「新しい働き方の実践」

では具体的に何をするか。私がとった行動はたった2つ、電子薬歴「Musubiの導入」と、若手人材投入による「新しい働き方の実践」です。今日このMeetupにも参加している岡田は、Musubiの現場活用推進や業務フロー改革のために投入したキーパーソン。彼を中心に、対物から対人へ、より在宅にも力を入れた業務シフトを進め、もともとのスタッフにも新しい働き方を浸透させていきました。

もとが紙薬歴だったこともあり、電子薬歴導入に対して、以前からのスタッフの反発はありました。しかし、これから薬局がもっと外を向いていくためには電子薬歴は必須だと強く思っていましたし、Musubiであればその後の働き方もうまく変えていけるだろうという確信があった。結果的には、Musubiのシンプルさゆえに、紙からの切り替えもとてもスムーズに行うことができ、全スタッフの賛成のもと、導入を進めることができました。

新千里薬局_セミナー写真1

Musubi導入による効果がデータで明確に。薬局外の業務も拡大

導入から1年後、カケハシさんからもらったデータで、その効果がはっきりと現れました。これは新千里薬局と、まだMusubiを導入していない他店舗との薬歴記載時間の比較ですが、圧倒的に新千里薬局の薬歴にかける時間が少なかったんです。パソコンのキーボードに不慣れなスタッフが多いにも関わらずですよ。薬局内のオペレーションがうまく改善されたことが数値にも現れて、とても嬉しかったですね。

新千里薬局_セミナー資料2

現在は、薬歴の当日完了率は約90%、Musubiの指導文の利用率が約85%と、Musubiの活用をしっかりと維持できており、現場スタッフへのアンケートでは、Musubi導入に関しての感謝の言葉や、「働きやすさを感じている」といった声もあがっています。

また、薬局内外での業務も大幅に拡大しました。在宅は2件から12件に増え、ケアマネ会議やサービス担当者会議にも呼ばれるようになっています。

新千里薬局_セミナー資料3

1年間でここまでの実績が出ていることから、薬局として今後さらに、新しい価値を地域に提供できるよう加速していけると考えています。まさに、Musubiは新千里薬局と地域の“カケハシ”のような存在ですね。今後も、もっと地域の「顔」になるべく会社全体で頑張っていきたいと思います。

株式会社メタルファーマシー 新千里薬局の導入事例「薬剤師はもっと外へ。街の老舗薬局が遂げた変化とは?
Musubi 薬局ドキュメンタリームービーVol.1「古くてあたらしい薬局


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