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どうする?0410対応——約200名が集ったオンライン情報交換会をレポート

どうする?0410対応——約200名が集ったオンライン情報交換会をレポート

新型コロナ感染拡大防止のための時限的措置として発出された0410対応。カケハシではオンライン上で、本件の対応についての情報交換会を開催しました。その様子をご報告いたします。

厚労省より発出された0410事務連絡に、薬局はどのように対応していけばいいのか——。こうしたお悩みの声を受け、4月22日・23日に「0410対応」に関するオンライン情報交換会を開催。あわせて200名近い薬剤師・薬局関係者の方々にご参加いただきました。患者さんへの電話フォローに取り組んでいる先進薬局から具体的な実例をお話いただくなど、非対面での患者コミュニケーションのポイントがシェアされ、参加者からは「明日から実践できる実感がわいた」との声も……。今回のブログでは23日開催の模様をレポートします。

0410対応のポイントとは?

まず、薬剤師として東洋経済オンラインへの寄稿やケアネットへの連載も持っているカケハシメンバーの山﨑が、0410事務連絡とオンライン服薬指導を解説。明日からできるオペレーション最適化の方法をお伝えしました。

まずは、下記の6つの情報から「遠隔服薬指導が可能」であることを薬剤師が見極めることが、まず一つのポイントになるとのこと。

1. 患者のかかりつけ薬剤師・薬局として有している情報
2. 薬局で過去に服薬指導等を行った際の情報
3. 患者が保有するお薬手帳に基づく情報
4. 患者が利用した他の薬局からの情報 ※患者同意の下
5. 処方箋を発行した医師の診療情報
6. 患者から電話等を通じて聴取した情報

特に注射薬や吸入薬など使用に手技が必要になる薬剤については、遠隔での指導でも使用可能か、その理解度を確認して判断することが必要。遠隔服薬指導が可能だと判断した場合でも、お薬の到着後に適宜フォローすべきでしょう。

また患者さんとのトラブルにつながりやすいのが、お薬の配送。下記の注意点が挙げられていました。

・必ず、確実な授受がなされる方法で。
・冷所品はクール便で&冷所印で明確に区別を。
・当日発送可能な受付時刻をあらかじめ患者に伝える。
・伝票番号確認・到着確認のフローを決めておき、番号を薬歴に控えておく。
・外来調剤と宅送調剤をゴム印などで明確に分けて、優先順位づけを。
・配送伝票と調剤薬をあわせて管理するように。
・代金引換の場合は、送料もあわせて金額欄に記載する。(※今後補正予算案により、送料を補填できる可能性あり)
・デリケートな品質管理が必要な薬剤や麻薬、高額医薬品、早急な服薬開始が必要な薬剤は配送せず、薬局スタッフによる直接のお届け、あるいは本人または看護人の来局での授受に。
・特に、新型コロナ軽症者の場合(CoV自宅・CoV宿泊)は、ポスト配送など患者と接触しない渡し方を配送業者に説明する。

より親身なコミュニケーションを

続いては、愛知県岡崎市を中心に複数店舗を展開するパナプラス薬局(株式会社パナドーム)の店舗責任者 加藤了五郎さんから。パナプラス薬局では、“投薬後の電話聞き取り”の効果検証を独自に行うなど、電話フォローによる服薬指導の取り組みを4年前からスタートされています。

電話での服薬指導のアポイントは、患者さんに直接かけることになるので、驚かれるケースも少なくない」と加藤さん。電話対応時には、よりしっかりとしたコミュニケーションを意識する必要があるとのことでした。

Musubiを活用した服薬指導に力を入れているパナプラス薬局。加藤さん自身、遠隔服薬指導の際にも、Musubiの“健康アドバイス”を用いて生活習慣の改善アドバイスを行うことで、「かかりつけ薬局としての立ち位置をより確かなものにできる」と感じているそうです。

また、オンライン服薬指導に関しても準備を進めているそうで、配送方法の選定や病院とのシステム規格の調整などを行っているとのこと。「現在のような状況下では、(遠隔服薬指導に対して)医師側も前向きに捉えていただける傾向にある。まず始めてみることをおすすめしたい」と仰っていました。

参加者の声

終了後に行ったアンケートでは、参加者から下記のような声も。

「オンライン服薬指導は何から手をつけたら良いのだろうかと漠然としていました。今日のセミナーに参加させていただいて、一歩踏み出せそうな気持ちになりました」

「オンライン服薬指導は、ご高齢の患者さんが多いしまだまだ・・・なんて思っていました。まさに明日からできると感じられ、霧が晴れたようでした」

急遽発出された0410事務連絡への対応はもとより、その先にあるオンライン服薬指導までを見据え、少なからず可能性を感じていただけたようです。

引き続き、予断を許さない状況が続いています。今後も、少しでもお役立ていただけるようなツールや情報、場の提供を行っていきます。

0410対応のためのお役立ちツールを無料配布しています

0410事務連絡に対応した遠隔服薬指導をより円滑に進めていただくために、遠隔服薬指導の手順をまとめたシートと薬局内に掲示いただける患者さん向けのご案内チラシをご用意しました。下記のフォームから無料でダウンロードしていただけます。ぜひお役立てください。

遠隔服薬指導の手順書

患者さん向け掲示チラシ

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