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クラウド薬歴のメリットはセキュリティにあり——オンプレミスとは何が違う?





「クラウド薬歴」ってどういうこと?どんなメリットがあるの?よく耳にするけど具体的なことがわからない、不安があるというみなさまに、Musubi開発ディレクターがご説明します。

初めまして。Musubi 開発ディレクターの三浦と申します。

あなたは「クラウド技術」にどのようなイメージをお持ちでしょうか? Musubiもクラウドサービスの一つですが、「患者さんの個人情報満載の薬歴を、クラウドにアップして大丈夫なの?」という漠然とした不安を感じておられる薬局もいらっしゃるようです。

ここでは、その不安がクラウドに対する誤解から生じるまったくの杞憂であり、クラウドサービスを活用するメリットはむしろセキュリティにあることを、オンプレミス(サーバやソフトウェアなど必要な設備を自社内・店舗内に設置し、運用すること)と比較しながらお伝えできればと思います。

情報資産を守るためにクラウドを選ぶ

大事な情報を、どこにあるかもわからないクラウドに預けて大丈夫なの?

こうした不安は、オンプレミスが選ばれる理由の一つでもある「目に見える”この箱”の中に情報が入っていることの安心感」の対極にあるものだと言えます。しかし、目に見える箱に保管されていることは、本当に安心できることなのでしょうか?

“情報資産の預け先”としての「クラウド」と「オンプレミス」との違いを、わかりやすく“お金”に置き換えて考えてみましょう。

情報管理にクラウドサービスを活用することは、お金を外部の預け先である銀行に預けること。オンプレミスでの管理は、お金を自前の金庫で保管すること。自前の金庫にお金が入っている状態は、果たして「目に見える”この箱”の中にあるから安心」だと言えるでしょうか? 銀行は、「大切な自分のお金がどこにあるのかわからないから不安」でしょうか?

ほとんどの法人・個人とって、お金を銀行に預け、インターネットバンキングや一括伝送サービス等でパソコンやスマホからお金のやり取りをするのはもはや常識。そう考えると、法人として、クラウド事業者というITのプロフェッショナルに大切な情報資産を“預ける”ことの安心を感じていただけるのではないでしょうか。

脅威に対抗するためにクラウドを選ぶ

次に情報セキュリティの観点から、クラウドの利点をもう少し詳しくご紹介します。大切な情報資産、特に個人情報に関しては、サイバー攻撃などによる情報漏洩が心配になりますよね。事業継続性の観点から、災害による情報資産紛失のリスクにも備えなければなりません。クラウドとオンプレミス、どちらを選んだとしても情報保護の考えは必要になってきます。

悪意のある第三者に対抗する

情報漏洩と聞くと、悪意のある第三者によるサイバー攻撃を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。ここで、悪意のある第三者の気持ちで考えてみてください。次のうち、セキュリティを突破できると思える攻撃対象はどちらでしょうか?

1. Google、Amazon、Microsoftといった世界トップクラスのITエンジニアが守っているデータセンター
2. 企業の社内ネットワーク

上記の 1 が、〈Google Cloud Platform〉〈Amazon Web Service〉〈Microsoft Azure〉といったクラウドサービスです。もちろん情報資産の所有者としてそれを守る責任自体がなくなることはありませんが、守るべき範囲の一部を、世界トップクラスのITのプロに任せることができる安心感があります。

災害に備える

災害によって情報資産が失われてしまうリスクについてはどうでしょう。

クラウドの場合、情報資産の預け先として、国内外にあるそれぞれ物理的に離れた複数のデータセンターを利用できることが一般的です。自分の目の届くところに設備を用意するオンプレミスの場合、災害への備えも100%自らで行わなければなりません。このポイントも、クラウドの大きな強みの一つです。

大切な情報資産の管理は、感覚的な安心感より、論理的な安全性を重視すべし

クラウドという技術や、新聞等で目にする情報漏洩に対する漠然とした不安から、クラウドを敬遠する企業はまだまだ少なくないようです。

クラウドとは、本来の現場の業務とは直接関係がない作業(本来なら現場に置かれていなくてもよいはずの機器の設置と、その管理・保守作業)から、現場を解放するための技術の一つです。その有用性を現場目線・経営目線でそれぞれ知っていただき、ぜひ効果的にご活用いただけることを強く願っています。

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