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トレーシングレポート
「習慣化」のコツ
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2023/05/10

3カ月でトレーシングレポート(服薬情報提供書)作成を全薬剤師の習慣にするメソッドとは?

2015年の「患者のための薬局ビジョン」で「患者本位の医薬分業」が求められる中、薬局と医療機関の情報共有を促進する手段として、服薬情報等提供書、いわゆる「トレーシングレポート」が注目されています。調剤報酬の改定に伴い、服薬情報等提供料の算定見直しも続いている一方で、薬局経営者のみなさまからは「トレーシングレポートの作成者が、特定の薬剤師に限られてしまっている」「何をどのように書けば、医師に『読まれる』トレーシングレポートになるのか」「店舗ごとに取り組みに差がある」といったお悩みの声も聞かれます。
そこで本稿では、トレーシングレポート作成や提出を、全社を挙げて習慣化した薬局現場の事例を通じ、3カ月、「何をどのように進めてきたか」を徹底解説します。

目次

  • おさらい:なぜ、トレーシングレポートは重要なのか?
  • 「トレーシングレポート習慣化」を達成した法人について
  • 全社を挙げてトレーシングレポート習慣化に取り組んだ背景
  • まずは3カ月。何をしたか~服薬情報等提供料2の算定を見据えて
    • 1カ月目:勉強会のキックオフで伝えるべきこと3選
    • 2カ月目:定着のための「仕掛け」を
    • 3カ月目:質の向上、そして定着へ
      • 新しい業務が「習慣化」できる!細か〜いコツ Q&A
  • 小規模法人でも「習慣化」は実現できる!実現できた薬局にコツを聴いてみた
  • まとめ:「習慣化」もはじめの一歩から

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