2015年の「患者のための薬局ビジョン」で「患者本位の医薬分業」が求められる中、薬局と医療機関の情報共有を促進する手段として、服薬情報等提供書、いわゆる「トレーシングレポート」が注目されています。調剤報酬の改定に伴い、服薬情報等提供料の算定見直しも続いている一方で、薬局経営者のみなさまからは「トレーシングレポートの作成者が、特定の薬剤師に限られてしまっている」「何をどのように書けば、医師に『読まれる』トレーシングレポートになるのか」「店舗ごとに取り組みに差がある」といったお悩みの声も聞かれます。
そこで本稿では、トレーシングレポート作成や提出を、全社を挙げて習慣化した薬局現場の事例を通じ、3カ月、「何をどのように進めてきたか」を徹底解説します。
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