オンライン服薬指導の法整備は、2019年の薬機法改正、2020年の0410対応、そして2022年の報酬改定を経て、大きく進展しました。現状のオンライン服薬指導を制度面からまとめると次の通りです。
- 初診OKなど、制限は緩和。映像は必須要件に
- 外来患者向け、在宅患者向けともに点数アップ
- 在宅患者向けの算定回数も緩和
一方で、患者さんの認知や薬局側の体制作りの面では浸透までに時間はかかりそうなオンライン服薬指導。患者さんとのコミュニケーションにかかわるため、薬局の業務にも大きな営業を与えることは間違いありません。政府やほかの薬局の動向をまずは見てからという慎重な薬局も多くなると考えられます。
影響が大きいからこそ、オンライン服薬指導については適切な経営判断が必要です。
まずは情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。