プレスリリース
2024/1/31

Musubiがレセプトコンピューターと連携開始し電子処方箋に対応
ウィーメックスの「Pharnes」シリーズ を皮切りに各社システムとの連携を加速

株式会社カケハシ(本社:東京都港区、代表取締役社長:中尾 豊、代表取締役CEO:中川 貴史、以下、当社)は、薬局体験アシスタント「Musubi」(以下、Musubi)が、2024年2月以降、電子処方箋に順次対応することをお知らせします。

‍第1弾として、ウィーメックス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大塚 孝之、以下、ウィーメックス)が提供する保険薬局向けコンピューター「Pharnes」シリーズ(以下、「Pharnes」シリーズ)と電子処方箋の連携を開始しました。

●背景
厚生労働省が推進する電子処方箋の運用が2023年1月にスタートしました。電子処方箋の活用で患者さんの処方・調剤情報はクラウド上に保管・蓄積され、患者さんが利用した全国の医療機関と薬局における処方・調剤情報を医師や薬剤師が参照可能となります。医療機関と薬局間でのスムーズな情報共有や重複投薬を防ぐための事前の情報確認など、患者さんにとってより安全で質の高い医療サービスの提供につながることが期待されています。

‍一方で、電子処方箋の情報連携はレセプトコンピューター(以下、レセコン)に接続されたオンライン請求ネットワークを経由して行われる仕様となっており、多くの別体型電子薬歴には電子処方箋およびオンライン資格確認システムの情報が連携されていないため、レセコンと別体型電子薬歴に調剤結果を二重登録する手間が発生していました。

‍2023年9月に一般社団法人保健医療福祉情報システム工業会(以下、JAHIS)から標準仕様が公開されたことを受け、当社では関連企業各社と連携方式の検討を進めてまいりました。Musubiにおいては、「Pharnes」シリーズとの取り組みを皮切りに、他社システムとも積極的に連携していくことで、薬剤師による効率的かつ正確な調剤を支援し、シームレスな医療DXを推進していきます。

概要                                           今回の連携機能により、Musubiに調剤結果を記録するだけで、レセコンを経由して電子処方箋管理サービスにも同様の情報が登録されます(サービス提供時期は2024年2月以降を予定)。

さらに、オンライン資格確認ファイル・電子処方箋ファイルの連携に関する標準仕様がJAHISより公開され次第、Musubiへの情報取り込みおよび表示・参照機能の開発を段階的に進めていきます。

▼今後の開発連携イメージ

ウィーメックスについて
グローバルヘルスケア企業として事業を展開するPHCホールディングス株式会社(証券コード 6523 東証プライム)の日本における事業子会社です。企画・開発から販売までワンストップでサービスを提供する新体制として、2023年4月より新会社として事業を開始しました。「メディコム」ブランドの医事コンピューターや電子カルテシステムの他に、薬局経営のサポートや特定保健指導の支援、遠隔医療システムなどを提供しています。また、2023年10月に富士フイルムヘルスケアシステムズ株式会社より電子カルテ・ レセプト関連事業を取得しました。国内の「医療DX」を推進するヘルスケア IT 製品・サービスを通じて、患者さんへの医療サービス向上と医療従事者の業務効率化に取り組んでいます。

https://www.wemex.com

‍所在地  :東京都渋谷区渋谷3-25-18 NBF 渋谷ガーデンフロント14F               代表者名 :代表取締役社長 大塚 孝之

イベント・セミナー情報

Musubiのことがよくわかる資料

資料1
資料2
資料3
資料4