Musubi導入事例

既存のイメージに捉われない店舗づくりで「また来たくなる」薬局へ

おづ薬局 代表取締役 福田 宗貴さん
「今までにない薬局を泉大津市から」との想いから平成12年に設立された大阪府泉大津市のおづ薬局。代表の福田 宗貴さんは、患者さまに薬を渡すだけでなく、必要な情報を持って帰ってほしいという想いがあり、Musubiに共感したそうです。カフェのように居心地が良い空間で、患者さんの役に立つアドバイスをお伝えする。さまざまな工夫を凝らし、また来たくなる薬局を目指す福田さんの薬局経営にMusubiはどう役立っているのでしょうか。お話を伺いました。
  •  所在地:大阪府泉大津市
  •  主な診療科:内科、糖尿病内科、脳神経内科、小児科、整形外科など
  •  処方箋応需数:約80枚/日
  •  在宅対応:施設在宅、個人在宅

薬局を“カフェ風”に。居心地よく、また来たくなる空間を目指して

おづ薬局は、大阪府泉大津市で開業し、今年で創業20年になります。病院の集中率は低く、様々な医療機関の患者さまがいらっしゃいます。薬剤師の数は4名、一日約80枚程度の処方箋を扱っています。

もともと事業承継で店舗を引き継いだのが2016年。その後、店舗の大規模リフォームを行いました。最大の変化は、店舗を「カフェ」をイメージした居心地重視の空間にしたこと。患者さまの待ち時間短縮を主眼においた店舗づくりが今までの薬局運営のセオリーになっていると思うのですが、私は薬局という空間を、ただ薬をお渡しするためだけでなく、副作用のことなど薬に関する大切な知識をしっかりとインプットできる場所にしたいと考えていたんです。そのためには、患者さまに少しでも落ち着いてお話していただける空間が必要なのではないかと。

居心地のいいカフェをイメージした店舗デザイン

受付は広く、アロマを焚いて、照明は蛍光灯ではなくあたたかな色味のダウンライトに。待合室の掲示物も、薬局にありがちな印刷物は避けてスタッフ手書きのものを。従来の調剤薬局のイメージに縛られない、ゆったりと落ち着いた空間を意識しています。おかげさまで患者さまから「居心地が良い」という声をいただくことも多く、特に小さなお子さま連れの患者さまのご来局が増えましたね。

プラスアルファのアドバイスを提案してくれるMusubiの機能に共感

お話したとおり、ただ薬をお渡しするだけでなく薬と上手くつきあうためのアドバイスに力を入れたいと考えていたのですが、とはいえ具体的な動きとしてはなかなか形にできていない状況でした。

そんななかで、ある時、テレビのニュース番組でMusubiが紹介されているのをたまたま目にしたんですね。「こんなシステムがあるのか」と、感動しました。患者さまに画面をお見せしながら服薬指導ができ、その時々の症状やタイミングにあわせたアドバイスを提案する機能もある。患者さまがお越しになるたびに、毎回異なるアドバイスができるようになるわけです。「まさに、求めていたシステムだ」というのが第一印象でしたね。

おづ薬局 代表取締役 薬剤師 福田宗貴さん

向き合える患者さんの数が増え、服薬指導の質も向上

導入を決めたら、あとは思いのほかスムーズでした。薬剤師の平均年齢は50歳なのですが、みんな導入後すぐに使いこなせていたように思います。患者さまにお薬の説明をしながら、画面タッチで指導内容を薬歴に入力できるので、投薬が終わった時点で薬歴はほぼ完成。しっかりと薬剤師の視点に立った文言になっているので、画面タッチを続けるだけでベテラン薬剤師も納得の薬歴に仕上がります。

薬歴作成が早くなったことで、スタッフの数はそのままに、対応できる患者さまの数が増えました。目に見えて変わったのは、施設在宅の対応数。以前より施設在宅で50名ほどの患者さまを受け持っていたのですが、正直これまでのやり方ではその人数が限界だったんです。ところがMusubi導入後、居宅在宅が5件、特別養護老人ホームが1件増え、新たに100名分の処方箋に対応するようになりました。明らかに、薬歴作成の効率化によって生まれた成果です。

また、薬局での服薬指導にも変化が生じています。Musubiの画面をお見せしながら説明することで、患者さまが集中して話を聞いてくださるようになったんです。コミュニケーションもスムーズになりましたし、指導が伝わっている手応えも感じられるようになりました。患者さまお一人あたりの対応時間は伸びていますが、これは「役に立つ話をしてもらえるから、またおづ薬局に行こう」と思っていただくために必要なことだと前向きに捉えています。

私自身、われわれ薬剤師にできることはもっとたくさんあると思っています。薬機法改正の流れをみても、薬剤師には薬と健康の専門家として、患者さまに対するより主体的で積極的なアプローチが求められているのは自明です。ひとりの薬剤師として、そして地域の薬局として、患者さまに何が提供できるのか。従来の薬局像に縛られることなく、模索し続けたいと思っています。

更新日:2020/4/10

そのほかの事例を読む

Musubiが先服薬指導のきっかけに。薬歴の負のスパイラルを抜け、薬剤師業務の再構築へ

第一薬局 医大前店 山﨑 大典さん│和歌山県に12店舗を展開する第一薬局。和歌山県立医科大学附属病院に隣接する医大前店では、従来から課題となっていた薬歴記載の負担を軽減すべくMusubiを導入。利用開始からわずか1ヶ月にして薬歴による残業はゼロに、そして先服薬指導をはじめとした業務プロセスの再構築にも着手されています。

「本当にやるべき仕事」に向き合える体制づくりで、薬剤師のやりがいも向上

山口薬品 代表 山口仁さん、太田貴之さん、安齋凛子さん、白幡卓也さん│福島県内で6店舗の薬局を構える山口薬品株式会社。「身近な健康ステーション」をテーマに、調剤業務だけでなく、地域の方を招き健康に関する知識をお届けする「健康フェア」や、患者さまのご自宅に薬を届ける宅配サービスも行なっています。2019年4月よりMusubiを全薬局で導入。薬歴記入の時間が短縮され、服薬指導や在宅対応など患者さまと向き合う時間を作れるようになったそう。

在宅×Musubiで、薬剤師“だからこそ”できる仕事を

つなぐ薬局 取締役 薬剤師 山内伴紀さん│2016年6月に千葉県柏市にて創業し、Musubiをリリース当初より活用されているつなぐ薬局。薬剤師の真価が発揮される本質的な業務に集中したいとの思いから在宅医療に特化した薬局の設立を決めたという、取締役 薬剤師の山内伴紀さん。なぜMusubiに共感し、またどのように現場で活用されているのか、お話を伺いました。

Musubiのことがよくわかる資料

資料1
資料2
資料3
資料4