Musubi導入事例

紙薬歴からの移行で、 「かかりつけ」「在宅」の両立を推進

カネマタ薬局 取締役 貴田崇史さん
カネマタ薬局は、千葉県船橋市内に5店舗を展開する老舗薬局。1店舗を除いて紙での薬歴管理を行っていたものの、全社的なビジョンである「かかりつけに向けた体制強化」「在宅業務の効率化」により注力すべく、全店舗へのMusubi導入を決定。すでに現場での活用をスタートされています。その経緯と影響について、自らもMusubiを使って業務にあたっているという営業本部 取締役の貴田崇史さんにお話を伺いました。

千葉県船橋で約70年。3世代に渡って愛される地域密着型薬局

創業は1951年。船橋市の海神にお店をオープンし、以来70年弱にわたりこの地に根ざした経営を続けております。現在は市内に5店舗を展開。こちらの「船橋北口店」が処方箋の受付枚数が一番多い店舗です。特徴としては、一つは「地域密着」。船橋市に限定した店舗展開もさることながら、最近ではより地域に身近な存在となるべく、さまざまな取り組みを始めています。その一つが、こちらの船橋北口店でスタートした「ケアカフェ」です。簡単に血管年齢を測定できる機器を導入したり、お茶を飲みながら健康相談や介護のご相談をしていただけるスペースを設けるなど、処方薬以外で気軽にお立ち寄りいただけるお店となるよう試行錯誤しています。

もう一つの柱が「在宅医療」です。当薬局の場合は、個人宅の紹介も多くいただいています。近年の急速なニーズの高まりを受け、ここ10年で月間在宅訪問数は17.5倍に急拡大しています。

薬歴の質向上とともに、在宅報告書を効率化できるシステムを

こちらの船橋北口店のみレセコン一体型の電子薬歴を使っていましたが、その他の4店舗では紙薬歴。電子化によって、SOAP形式に準拠した薬歴の均質化が図れるのではと考えていました。とはいえ電子化によって外来の待ち時間が増えてしまっては本末転倒です。実際、先んじてレセコン一体型薬歴を導入していた船橋北口店ではその傾向が見られていたので、薬歴業務の効率化につながるシステムというのも条件の一つでした。

加えて、在宅報告書ですね。各薬剤師が在宅に回る時間がどんどん増えてきていて、薬歴もそうですが、それ以上に報告書作成にかかる時間をなんとか効率化できないかと考えていました。Musubiの導入を決めたのも、この2点をクリアしうることがポイントだったと思います。

薬歴にとどまらず、監査業務からのクオリティ向上を実感

薬歴の作成は、紙と比べると明らかに早いですね。私自身の感覚になりますが、予め一時登録までしておけば15人分の薬歴が10分くらいでできてしまったので。薬歴の精度という観点でも、SOAPできちんと薬歴をつくるシステムとしては十分だと思います。

それ以上の手応えを感じられるようになったのは、導入から4〜5ヶ月ほどたった頃でしょうか。90日処方の方も含めて定期的にお見えになる患者さまが一巡し、Musubi上に処方履歴が蓄積されたあたりから、「あ、これがMusubiか」と。

そもそもの監査業務からのクオリティが上がった感覚があったんですね。Musubiの大きな画面で、今回の処方内容を過去の処方履歴と並べて閲覧できるのが想像以上に便利。例えば総合病院の門前薬局だと、複数の診療科を受診された患者さんもお見えになります。内科と外科と整形外科……という具合にズラーッと処方薬が並ぶんですが、それもMusubiだと、それぞれの診療科ごとに過去処方との比較ができるのでチェックがラク。かつ、漏れが出ない。導入前に見学先の薬剤師さんから聞いていた話ですが、納得できました。

患者さまとのコミュニケーションに関しては、“生活視点”の情報提供ですね。Musubiを使うことで、一律な服薬指導や副作用の説明だけではなく、患者さんそれぞれの趣味や生活習慣のほうに話が弾んでいくことも。「かかりつけ薬局」とは言うなれば、患者さまにお店のファンになっていただくことだと思っています。数ある薬局のなかから、いかにカネマタ薬局を選んでいただくか。先ほどお話したケアカフェをはじめ、まだまだ試行錯誤を始めたところではありますが、Musubiがその手がかりというか、有効なツールの一つとして機能してくれるのではないかと期待しています。

更新日:2020/3/5

そのほかの事例を読む

「地域に根ざした薬局」を続けていくために。Musubiを使いこなす経営者が、次世代に託す想い。

東京と茨城で4店舗を展開する代表取締役の篠原さんは「地域に根ざした薬局」の実現をめざし、『Musubi』を導入しました。そして「対物業務から対人業務へのシフトチェンジを加速させたい」と考え、さまざまな角度から『Musubi』を使いこなしています。 なぜ『Musubi』に決めたのか、具体的にどう活用しているかを伺うなかで、篠原さんが実現したい薬局の姿や、次世代の経営者への想いが見えてきました。

高齢化率40.4%の佐渡島=日本の地域医療の未来。Musubiとともに、薬局の未来を切り開く。

新潟県と佐渡島で6店舗を経営するさど調剤グループの光谷さん。「超高齢化社会を迎えた佐渡の現在は、日本のちょっと先の未来の姿なのかもしれない」という光谷さんは、離島の薬局経営のあり方をMusubiを活用しながら模索しています。紙薬歴から切り替えたことで起こった、患者さんに対してのコミュニケーションの変化と、これからの時代を生き抜く薬局経営へのたしかな手ごたえについて語ってくれました。

「薬歴地獄から解放された」と語る2店舗経営者が、Musubiと向かう、次のステージ。 (1)

横浜と都内に2店舗を構える、株式会社ON THE ROAD。創業18年目を迎えた岩倉社長は、地域の一番店をめざすために「Musubiのない薬局経営は、ありえない」と語ります。10年使った電子薬歴からの転換、現場スタッフの葛藤。そして、Musubiを導入して数年経った今、見えている景色について伺いました。

Musubiのことがよくわかる資料

資料1
資料2
資料3
資料4