プレスリリース
2020/6/16

LINE経由で利用可能なPocket Musubiに処方せん送信機能を追加

株式会社カケハシ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中尾 豊、代表取締役CEO: 中川 貴史、以下「カケハシ」)は、コミュニケーションアプリ「LINE」(以下、LINE)経由でアクセス可能なおくすり連絡帳「Pocket Musubi」(以下、Pocket Musubi)に処方せん送信機能を追加し、本日から提供開始することをお知らせします。これにより、患者さんの薬局滞在時間を短縮することで、患者満足の向上に貢献します。

●背景
これまでPocket Musubiは、LINE経由の服薬期間中フォローに特化した機能を提供してきました。一方、薬局の店舗における、処方せんを渡してから薬を受け取るまでの“待ち時間”の問題は依然として根深く、さらにコロナ禍で「不特定多数の人との接触を減らすために、薬局内の滞在時間を短くしたい」というニーズも高まっています。こうした状況を踏まえ、Pocket Musubiに処方せん送信機能を追加しました。

2021年4月30日に内閣官房・個人情報保護委員会・金融庁・総務省により「政府機関・地方公共団体等における業務でのLINEの利用状況調査を踏まえた今後のLINEサービス等の利用の際の考え方(ガイドライン)」が策定されました。
ガイドラインの対象は政府機関・地方公共団体等とされていますが、当社では処方せん画像等の医療情報は患者さんの個人情報であり、薬局においても同様の取り扱いがなされるべきだと考えています。そこで、Pocket Musubiでは本ガイドラインを遵守し、患者さんの個人情報をLINE社側のLINEのトーク画面に一切残さず、全て当社のデータベースに保管する仕様としました。患者さんと薬局双方に安心してご利用いただけるサービスとなっています。

●概要
患者さんは通院後、Pocket Musubiを通じて撮影した処方せん画像と来局時に必要な事前質問の回答を薬局に送付。薬局から準備完了の通知を受信した後に来局することで、薬局内の滞在時間を短縮することができます。

(図表)処方せん送信機能利用の流れ

(図表) Pocket Musubiの患者さん画面

患者さんは、薬局のLINE公式アカウントを友だち追加するだけで、すぐに処方せん送信機能を利用できます。薬局のLINE公式アカウント内でPocket Musubiのアプリを開き、処方せんの画像を撮影してアップロード(最大5枚)、ジェネリック医薬品希望やお薬手帳持参などいくつかの事前質問に回答して送信すると、薬局のLINE公式アカウントに受付完了のメッセージが届きます。

患者さんからの新規処方せん受信時、薬局のパソコンに通知が表示されます。薬剤師は処方せんと事前質問の回答内容を確認し、薬を準備。準備完了後に薬局から準備完了メッセージを送信すると、薬局のLINE公式アカウントを通じて準備完了のメッセージが届きます。患者さんはメッセージ受信後に来局し、薬局で服薬指導を受けて薬を受け取ります。

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Musubiのことがよくわかる資料

資料1
資料2
資料3
資料4